生後4日目 『ジェニーの出産記録 その3』










ズン♪



ズンズン♪



ズンドコ♪(ジェニぃー)



恐怖のズンドコ状態のまま



三回目の陣痛が来た。



















今度は何となく要領が掴めてきたようだ。



上手に出産した。



ここでジェニーが生まれた赤ちゃんの膜をかじろうとする。



















おっ!やっと自覚したか!?



膜を破り、へその緒を切ると自分で胎盤を食べ始めた



いいぞ、よしよし。



産声をあげた赤ちゃんを懸命に舐めている



いよいよ母性に目覚めたようだ。



赤ちゃんたちがおっぱいを吸ったおかげで



母親としてのスイッチが入ったようだ。



ヒンヒン鳴きながら愛おしそうに赤ちゃんを舐めているジェニー。



それは感動的な光景だった。



















誰から教えられた訳でもないのに、



赤ちゃんを生むと自然と母性に目覚め子育てを始める。



本能って凄いな、と毎回感動させる。



先ほどとは打って変わって懸命に赤ちゃんを舐め続け、



甲斐甲斐しく世話を始めるジェニー。



自分の手で赤ちゃんを包み込み、守るように抱き寄せいる。



顎を寄せて頬ずりしている仕草も見せる。



我が子が愛おしくて仕方ないようだ。



















うんうん、よしよし。



あのおっとりして、到底子育てなんか出来そうに


なかったジェニーがこうして本当のママになった瞬間である。



受け継がれる母としての本能と


我が子への強い愛情がジェニーにもあったのだな



と嬉しい驚き。



温かい気持ちで心が満たされました。



















深夜から及んだ出産は朝まで続き、無事に終えることが出来ました。



ほぼ2昼夜寝ていないジェニーは疲れも忘れ、



喜びに満たされながら赤ちゃんの世話を懸命にしています。



無事に出産を終えてホッと一息。



予想通り、当初はジェニーは出産に驚きましたが、



結果とても愛情深いママになってくれて嬉しい限りでした。



大きな安堵感はありましたが、実はこれからが大事。



疲れた母親が寝てしまい、赤ちゃんを下敷きにしてしまう



ことがあるので、数日間は注意する必要があります。



少しも気が抜けません。



















こうして出産2日目もジェニーとイトウは



赤ちゃんを無事に育てるべく不眠不休が続くのである。



















おわり



















『リフの花』シリーズ










【タイリンキンシバイ











タイリンキンシバイ(大輪金糸梅)

キンシバイ(金糸梅、オトギリソウ科オトギリソウ属)

の園芸品種。

両者の違いは花の大きさと葉の付き方で見分ける。

中国原産で、花の形が良く梅に似ており、

色が黄色であることが名前の由来(金糸梅)

花期は今頃。

利府町役場の前にもたくさん咲いていました。




















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