生後2日目 『ジェニーの出産記録』










赤ちゃんが生まれて2日目。



母子ともに順調です。



















あのおっとりしたジェニーが甲斐甲斐しく



赤ちゃんの世話をしている姿に感動しています。










では、ジェニーがどのようにして



ママになったのかをお話したいと思います。










6月29日深夜



ジェニーの口が少し開いているのに気付く。



ハァハァと呼吸が早いが微細な感じ。



産気づいたかな…?



容態は微妙だが、心配なので一晩中



付き添って様子を見ることにした。



















何しろジェニーはとても大人しい性格で、



ひとりで出産が出来るとは到底思えない。



無事に赤ちゃんを生むには絶対に手助けが必要と思っていました。




産室前でずっと様子を見るも変化なし。



その日は出産には至らず。










6月30日夕方



夕食を食べない



出産の兆候である。



いよいよ今夜が出産と予想する。



















7月1日午前0時頃



ジェニーの呼吸が荒くなってくる。



明らかに出産間際と分かる。










午前2時頃



息を止めて『ウプッ』と『いきみ』が始まる。



いよいよ出産が始まる。



ジェニーは



『なんかおかしいよ』



『なんか変だよ』



『あたし、どうしちゃったの』



と言いたげな表情をしている



大丈夫、これから赤ちゃんが生まれるんだよ。



大丈夫だよ  となだめてあげる。



















それが1時間程続くが、なかなか生まれない。



運動場へ連れ出してしばらく一緒に歩く。



こうすることで出産を促すことが出来る。



産室へ戻ると、産気づいて赤ちゃんを生む姿勢をするようになる。



とても苦しそうだ



何度か繰り返しているうちに



キャイーン



ジェニーが叫ぶ



生まれる寸前で激痛が走ったのだろう



ジェニーがこんな声を出すのを初めて聞いた



よほど痛いのだろう、出産は大変だな…



















程なく第1子が生まれた



本来ならば、そこで本能に目覚めた母親は



赤ちゃんが包まれている膜を破り、へその緒を食いちぎり、



胎盤を食べ、赤ちゃんを懸命に舐めて息をさせるのが普通なのだが…










ジェニーはびっくりしたまま固まっていた



『なに、これ…?』



やっぱりこういう事態になったか(^_^;)



















慌てて赤ちゃんの膜を破り、へその緒を切り、



息をさせるべく体を拭いてあげる



程なく赤ちゃんは産声を上げ息をし始める










ジェニーは放心状態のままである(^_^;)



何が起こったのか理解出来ていない様子



『え…? なに、なに?』



『あたしからなんか出て来た…?』



『どゆこと? これ…?』



『え〜と……』



『……………』



『えーーー!?』



赤ちゃんを見つめたまま、固まったままのジェニー



ぼーっとして放心状態は続く。



















つづく



















『リフの花』シリーズ










スイセンノウ (酔仙翁)】











初夏に濃桃色の五弁花を咲かせる。

ナデシコ科センノウ属の耐寒性多年草

赤い花をほろ酔いの仙人に例えた。


別名「フランネル草」。


全草が毛に覆われ、布地「フランネル」の風合いに似ていることから。

栽培されていたものが野生化している帰化植物

リフドッグクラブの入り口にも咲いています。











花言葉は
「いつも愛して」「ウイット」「機智」「名誉」














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