被災犬『ポッキー』
昨日からポッキーをお預かりすることになりました。
ポッキーはリフドッグクラブで生まれた、のんびり屋さんの優しい子です。
ポッキーのご家族は津波被害で家に住めなくなり、
やむなく、しばらくの間ポッキーと離れて暮らすことになりました。
ポッキーをとても愛しているご家族のお気持ちを考えると胸が痛みます。
ポッキーも初めて家族と離れて暮らすことにとまどいを感じているようです。
津波で怖い思いもしただろう。
避難生活で不安だったろう。
家族と離れて寂しい思いをしているだろう。
大丈夫だよ、大丈夫だからね、ポッキー
となだめ続けています。
少し不安げなポッキー
生まれた所だとは分かっているけれど…
やはり家族と離れるのは寂しいようです
お迎えのその日まで責任を持ってポッキーをお預かり致します。
どうかＫさん、安心して下さいね。
今回の震災ではたくさんの犬達が被災しました。
命拾いした子もいれば行方不明になった子もいます。
避難所では住むことが出来なかったり、八つ当たりされたり、
飼い主に捨てられる子がいたりと悲しい話をたくさん耳にしました。
人間の命も大切です、そして犬達もひとりひとりが尊い命です。
一頭でも多くの子がもとの幸せな生活に戻れるように祈るばかりです。
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