ヴィーナス介護日記










健康セミナーで皆さんにヴィーナスの元気な姿を見て頂いた先月初め。


それからまもなくヴィーナスは体調を崩しました



















前日までは散歩をしたり運動場を駆け回っていたのに


『前日までは元気だったのに…』


老犬が寝込む時のお決まりの文句どうりでした


もうすぐ16歳になるのに驚異的に元気だった


ことを考えれば急激なトーンダウンは当然の事なのですが


長年一緒に過ごしていた子が元気がない様を見るのはとても辛かったです





浮かない表情でハウスから出ようとしないヴィーナス


立てない訳ではなく動きたくなくて自ら加減しているようでした


寝込む少し前から食欲が落ちていたので注視していましたが…


今まで食欲旺盛な子だったので、全く食べなくなったのはショックでした


体力を温存させる為に用便で外には出さず、


トイレシーツで用を済ませ


食欲が戻るまでこちらもじっと我慢我慢





その甲斐があって一週間後に少しずつ食べるようになりました


今はいつもどうりの食欲です


歩けるかどうかは分かりませんが無理せずに寝かせたままにしています


完全に横向で寝込んでいる訳ではなく、


体を起こして伏せているので顔つきも良く目にも光があります



















こうしてプーさんブランケットをかけてあげると


兄妹のホープを思い出します


2年前の冬にもこうしてホープを介護したっけ


兄妹で長生きしてくれて嬉しい限りです



















こう言うのも変なのですが介護していると


嬉しさと幸せを感じます


赤ちゃんの頃からとても可愛かったヴィーナス


たくさんの赤ちゃんを生んで育て、


女子グループの中では常に良きお姉さんで


リフドッグクラブの宝物です


ヴィーナスの母親はアメリカチャンピオンのコスモポリタン


母親もまた当犬舎の宝物で二代に渡り


リフドッグクラブを支えてくれたかけがえのない存在


とても感慨深く、とても愛おしく感じる存在です


動けなくなっても排便がままならくなっても


その世話は喜びに満ち満ちています






一時はお別れを覚悟しましたが、今は快方に向かっています


食欲旺盛でたまにベッドから転げ落ちるほど元気です(笑)



















無理な望みとは思っていますが…


また一緒にお散歩したいなぁ